村田沙耶香強化月間? も無事終わりまして、お次の課題本は韓国の作家韓国の作家ハン・ガンによる連作小説『菜食主義者』です。2016年にアジア人作家として初めて国際ブッカー賞を受賞し、一昨年にはアジア人女性として初めてノーベル文学賞を受賞した大注目作家です。
ある日突然肉食を拒否し始めた平凡な主婦ヨンヘを主人公とし、彼女の変貌とそれに伴う家族の崩壊を、彼女を取り巻く3人の人物の視点から描いた3部構成の作品は、村田沙耶香作品と通底する、ジェンダー、暴力をどうしても内包する人間社会、社会不適合などの諸問題こそ浮き彫りになるも、詩的な官能性などテキスト自体の魅力にも注目したいところです。
翻訳の上手さもあり、カフェ2時間ほどですらっと読めてしまう作品なので、東アジアの儒教の影響下にある家父長制、ということで、余力のある方は向田邦子や有吉佐和子にも触手を伸ばしてみてください。

▪️タイムテーブル
20:15-20:25  受付、冒頭
20:25-21:05  読書会(3-4名毎)
21:05-21:45レクチャー

▪️お願い事項
・読書会班分けをしますので、お早めのお申し込み、開始時間までに参加のご協力お願いします。
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