次回の<湯山玲子のカルチャークラブ>第5回目となるゼミは初の試みとして、ゲストを迎えたいと思います。(渋谷の某所からの中継になります。コロナが収まったら、こういうのはサロンライブでやりたいですね!!)お迎えするのは、お笑い芸人のウーマンラッシュアワー村本大輔さん。センスと技術、そしてセクシーな華がある逸材として、枯れをテレ東のお笑い番組『ゴッドタン』中に発見したのは数年前。MCで番組を持てるお笑いスター、という存在が、今のテレビを中心にしたニッポンのお笑い界の常ならば、彼こそその力候補だったわけですが、その後の彼の軌跡は、政治、社会風刺という、本当はお笑いのDNAに色濃くあってしかるべき方向性まっしぐら。
意外なその指向に驚きつつも、たまに合ってご飯を食べていたりしたのですが、このコロナ禍中に妙に交流が深まり、ほとんど落語に出てくる長屋の近所づきあいのような関係になっているのですが、この人の反教養主義(出逢い始めのころはよくそれで口論になりました)と現場主義、そして、体験から言葉を紡ぐ能力には舌を巻きます。
そして、「才能の在り方」にも。ルサンチマン→努力と激烈な競争→出世(権力とカネと影響力)というゴールという、男性あるあるの生き方セオリーにどうして、村本さんのような極めて健康な男性が陥らなかったのか、については、幾度となく質問しているのですが、納得いく答えが返ってきたことはないのです。
さて、サロンで何を話していただこうか? というところですが、ここはもうド正面の「人が笑う、人を笑わせるって何?」というお笑い論を村本さんと語っていきます。参考図書として、是非、先ほど上梓された著作『おれは無関心なあなたを傷つけたい』をお読み下さい。(https://www.amazon.co.jp/dp/B08LVJFHJW/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_TEJSKNW0S8W5KMXNHEC4)そして、課外授業としては、2月16日(火)「Without me~おれを排除してみな? お前たちおれなしじゃこの世界はとてもつまらないだろう~」をLINE CUBE SHIBUYA(東京都)を一緒に見に行く会をやりたいと思います(チケット購入は希望者の方めいめいで。https://t.pia.jp/pia/ticketInformation.do?eventCd=2032277&rlsCd=001)。
今回も濃いぞ〜。
※今回は二部構成とし、第一部(30分程度)を一般公開とし、その後第二部を会員限定とします。
Zoomのルームも第一部と第二部で異なりますのでご了承ください。
第一部は入会されていない方でも参加いただけますので、ご興味のあるご家族やご友人がおられましたら、是非お誘いください。