初めて、映像作品取り上げます。『ブラックミラー』という一話完結型のSFシリーズもの。2011年にイギリスの「チャンネル4」で放映されたTVドラマシリーズにネトフリが目をつけて制作が開始された作品群は、来るべきAI時代の未来予想図悪夢篇のような作品ですが、初出から15年たった今では、古びるどころか、政治、経済も相まって「絵空事ではなくヤバい」感バリバリの秀逸作品群。
 
    これまでも、SFは人類や科学の未来についての預言書だったわけですが、オムニバスSFシリーズ『ブラックミラー』はAI版の集大成。教養コンテンツとしては映像だけに最大級だと思われます。このシリーズ、イギリス制作なだけに、ブラックユーモアや切り口が鋭く、感動ポルノ的な甘さや救いが無いだけに日本ではそれほどブレイクしませんでした。ネットではタモリがナビゲートする『世にも奇妙な物語』的と言われていますが、スビやホラーバイアスは一切無しのハードコア。それだけにワル読で紹介できて、みなさん、ラッキーだと思ってください。
 
    本当は全シリーズ制覇していただきたいのですか、シリーズを横断して次の7作品を挙げてみました。(どれも短編なので割とすぐクリアできます。というか、多分みなさん、止まらなくなるはず)
 
・「ランク社会    Nosedive」(シーズン3) #新階級社会    #信用スコア  
・「サン・ジュニペロ    San Junipero」(シーズン3)    #仮想現実    #精神転送 #尊厳死    #時空を越えた愛    #エミー賞受賞
・「宇宙船カリスター号    USS Callister」(シーズン4)#パラレルワールド #スタートレックパロディ #オタクって・・・
・「アークエンジェル    Arkangel」(シーズン4)#ジョディ・フォスターが監督    #GPS肉体搭載監視 #母娘問題 #性というイニシエーション
・「ブラック・ミュージアム    Black Museum」(シーズン4)#身体感覚の共有    #悪趣味    #死刑執行エンタメ
・「ストライキング・ヴァイパーズ    Striking Vipers」(シーズン5)#バーチャルセックス #性愛の境界 #結婚継続テクニック

現在、巨大テック企業やNATOの人材リクルートに、SF作家、というのが条件に入ってきているという話もあり、このシリーズの作家群たちのクリエイティヴの高さも見所のひとつ。言葉で知ってはいても、どう物語を構築していくかの脚本力の読みにも注目してください。 

◾️備考
Netflix個別契約(月額890円)と視聴のための通信環境が必要となります。

▪️タイムテーブル
20:15-20:25  受付、冒頭
20:25-21:05  読書会(3-4名毎)
21:05-21:45レクチャー

▪️お願い事項
・読書会班分けをしますので、お早めのお申し込み、開始時間までに参加のご協力お願いします。
・zoom参加時には読書会登録名に変更して
    ご参加ください。
https://support.zoom.com/hc/ja/article?id=zm_kb&sysparm_article=KB0061892